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食品防御と食品偽装に関する社内研修

サービス・研修内容

食品防御と食品偽装に関する社内研修

概要

食品関連企業においては、食の安心・安全体制を強化する食品安全(フードセーフティ)対策が活発に進められており、HACCP、食品安全マネジメントシステム(FSMS)やFSSC22000の導入が推進されています。
また、昨今の食品偽装の問題もあり、GFSI(Global Food Safety Initiative)ガイダンス文書第7版では「食品偽装(フードフラウド)」が要求事項として採用されました。FSSC22000をはじめとするGFSI承認スキームにおいても、全ての監査に適用されることになっています。
FSSC22000を認証取得(または検討)している企業は、「食品偽装」に関するGFSI要求事項・知識・リスクアセスメントについて早急に学び、対応する必要があります(完成までおおよそ2~3カ月間かかると思われます)。
本研修では、「食品偽装」に関する要求事項の詳細、GFSIが食品偽装の要求事項を導入したその背景について解説いたします。また、ケーススタディを通じて「食品偽装脆弱性評価」の方法を学び、食品偽装対策推進のための実践的な理解と管理運用まで習得していただきます。
また、同様に「食品防御(フードディフェンス)」の脅威に対する評価の方法と管理手段についても適切な指導研修が開催できます。
 
 
主な特徴
講師はFSSC22000の監査員として、新規格を熟知講師はFSSC22000の監査員として、数年前にスペインで開催されたGFSI主催の食品安全会議に出席し、FSSC22000 Version4.1の要求事項に関する会議で意見を述べていたほか、食品偽装に関するワーキンググループにも参加するなど、いち早く新規格に関する情報を入手し、検討を重ねていました。以来、日本の食品会社が新規格の要求事項にスムーズに対応できるよう、フードセーフティーの先進的な教育を行っているアメリカの州立大学やフードセーフティー・ナレッジセンター等のネットワークを活用し、このほどすぐに実践できるノウハウとしてリリースしました。
要求事項の解説にとどまらない、幅広いノウハウを提供FSSC22000新規格での要求事項の解説に終始するセミナーや研修とは異なり、個々の食品会社で実際に取り扱っている食材を例として、具体的な評価方法の理解と習得、管理運用までを視野に入れた幅広いノウハウを提供します。さらに研修で学んだ知識を活用し、自社で評価方法の構築プランが完成した後、ご要望に応じてプランのチェックおよびアドバイスも行います。
日本企業に最適な評価ツールを紹介し、使いこなせるよう指導新規格の要求事項の中で、最も対応が難しいと思われる新評価システムの構築に関して、さまざまな海外の評価ツールから厳選した、日本の食品会社に最適な3つのツールを紹介します。さらにそれぞれのツールの長所と短所を詳説し、会社の規模や使用原材料にあわせた各ツールの「良い所どり」を行う方法をお伝えします。また、それぞれの評価ツールを応用できる力を身につけるために、ロールプレイで技法を体感するプログラムも実施します。
自社のノウハウを活かした効率的な仕組みづくりができるゼロからの構築ではなく、これまでに自社で構築した食品安全衛生管理のしくみを利用した効率的な仕組みづくりを提案しています。例えば脆弱性の評価を購買評価の作業プロセスや原材料のハザード分析ともリンクさせることが可能です。できる限り最少の手間で最短のゴールにたどりつけることを目指しています。
対象者
  • FSSC22000を認証取得済みまたは検討中の食品安全管理責任者の方
  • FSSCバージョンアップへの移行実務担当者の方
  • 食品防御や食品偽装の対応・対策に興味、関心をお持ちの方
  • 食品関連企業の経営者、品質管理・品質保証部門の管理者、担当者
主なカリキュラム内容
1日研修(フードディフェンスの対応研修/半日+食品偽装対応研修/半日も対応可能です)
フードディフェンスの対応研修の例
1 食品製造・販売業に求められる“食の安全・安心”
2 意図的な問題の対応
3 脅威の評価と具体的対策の推進方法
4 【演習】「フードディフェンス現状自己診断」
5 フードディフェンス対策の事例の紹介
食品偽装対応研修の例
1 食品製造・販売業に求められる“食の安全・安心”
2 意図的な問題の対応
3 食品偽装の違反事例とその背景
4 食品偽装の定義
5 GFSIベンチマーク要求事項Ver.7.0の内容
6 承認スキームの要求事項
7 食品偽装脆弱性評価方法
8 【演習】食品偽装脆弱性評価方法
9 食品偽装脆弱性緩和計画の立て方
10 食品偽装 各法令・制度と関連した業務上の注意点

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