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認証取得だけを目的にする危険性について

山口フードコンサルティングについて

認証取得だけを目的にする危険性について

製造現場の問題の放置は会社の命運に関わる
認証を取得できても、書類上OKというだけで、食品安全衛生のチェック・改善の仕組みを稼働させられなかったら、製造現場の問題の解決になりません。不良品の発生率が低下しない、従業員の安全衛生の意識が高まらない、クレームが減らないなどの問題を放置していると、会社の信頼を失うような取り返しのつかない問題の発生につながります。それは会社の命運にかかわる事態につながります。
→認証はとれたけれど、工場の問題は残ったまま。
→認証もとれて、工場の問題も解決。
御社はどちらが良いですか?
製造現場に変化もたらす認証取得を
実は認証を取得して1~2年経過した企業から、現場を改善したいので指導して欲しいと依頼されることが少なくありません。そのほとんどが大勢の従業員を抱える一流の会社です。認証をとって、製造現場が変わった。取得前と全く違うという感想を持たれる社長様は、私が審査員として審査した会社の1割程度ではないかと見ています。
手間なく認証取得できることが必ずしも善ではない
これは認証を請け負ったコンサルタントの責任でもあると思います。製造現場の担当者や社員は、余計な仕事を増やしたくないものです。社長に言われて認証をとることになった。目的は認証をとることだから、そのためのコストは1円でも安い方が会社のため。そう判断されるのは自然なことです。しかし、コンサルタントがそこに同調して、しっかりした指導もなく、理解できているか十分なチェックもなく、書類を作成してあげて、コンサルティングの手間をかけないことで安く早く終わらせようとする。短期的にはWIN-WINですが、製造現場にセットされた時限爆弾をそのままにしているようなもので、爆発した時に製造現場から会社全体に大きなマイナスがもたらされかねません。その時は経営者も担当者も社員も、全員が無事ではいられないのです。
危険を予兆できるしくみづくりが重要
コンサルタントの役割は、いまいま危険がないと第三者に評価してもらうだけではなく、社内に爆弾に気づけるシステムをつくることだと思います。手間なくスピーディーに認証がとれるということは素晴らしいことですが、豊富な知見があってそれが実現できるのかどうかをしっかりとチェックしていただくようお願いします。




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