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Ver5.1 FSSC22000追加要求事項研修

サービス・研修内容

Ver5.1 FSSC22000追加要求事項研修

概要

2020年11月3日にFSSC 22000 バージョン5.1が発行されました。

改定の理由
 グローバル食品安全イニシアチブ(GFSI)の最新のベンチマーク要求事項の遵守
 継続的な改善の一環としての認証機関のパフォーマンスに関する要求事項の強化
FSSC22000の要求事項パート2に、監査(審査)を受ける組織に対する食品安全マネジメントシステムの要求事項がまとめられています。

以下の3つの要求事項から構成されていることに変更は、ありません。
 食品安全マネジメントシステム: ISO 22000:2018
 前提条件プログラム: 技術仕様書(ISO/TS 22002-Xシリーズ, BSI/PAS 221)
 FSSC 22000 追加要求事項

今回は、このうちFSSC 22000 追加要求事項が変更されました。
では、監査(審査)を受ける組織に対する要求事項の主な変更点は下記のとおりです。
 製品の設計と開発に関する要求事項の追加
 食品安全文化に関する要求事項の特定
 マルチサイト認証(カテゴリA, E, F1, G)に関する要求事項(中央機能による管理、内部監査)の追加

2.5 FSSC 22000追加要求事項
1 サービスおよび購入材料の管理 【一部修正・BOS反映・GFSI整合】
2 製品のラベル表示 【GFSI整合】
3 食品防御 【変更なし】
4 食品偽装予防 【変更なし】
5 ロゴの使用 【変更なし】
6 アレルゲンの管理 【変更なし】
7 環境モニタリング 【変更なし】
8 製品の処方 【変更なし】
9 輸送および配送 【変更なし】
10 保管および倉庫保管 【BOS反映】
11 交差汚染防止のためのハザード管理と施策 【BOS反映】
12 PRP検証 【GFSI整合】
13 製品開発 【GFSI整合】
14 健康状態 【GFSI整合】
15 マルチサイト認証の組織への要求事項 【GFSI整合】

食品安全文化に関する要求事項の特定
GFSIのテクニカル・ワーキング・グループは食品安全文化を、「組織全体にわたって食品安全に対する考え方と行動に影響を与える価値観、信念、規範を共有すること」と定義しています。
この定義は、組織に対する既存の文献に由来し、グループでの取り組みを通じて、食品安全文化を実践的で適応可能なものとしています。
成熟した食品安全文化とは、会社のビジョンとミッションを、組織全体のすべての部門と個人に対する期待をより細かい詳細に分解したものです。

この新しい追加要求事項の要求事項は、Ver5.1という形で2021年4月1日からの監査全てに該当します。
初回監査、定期監査、非通知監査、更新監査などの対応は待ったなしです。
この準備できていますか。
この要求事項を構築しただけではなく、きちんと運用した後に内部監査やマネージメントレビューを実施しなければなりません。

当社は、変更された追加要求事項の詳細説明を行っています。
また、変更点だけ知りたい組織の皆様にも丁寧にご説明しています。
食品防御の取り組みや食品偽装防止の取り組みをご支援しています。

 
 
主な特徴
講師はFSSC22000の監査員として、新規格を熟知している講師はFSSC22000の監査員として、追加された要求事項だけでなく、ISO22000:2018の規格要求事項やISO/TS22002-シリーズの規格要求事項を知り尽くしております。なぜ、追加で要求しているか。目的は何か、その目的に沿った内容で無理のない運用をするには、どのキーを抑えればよいか、等その会社実態に合った内容を伝授しています。
講師は数年前にスペインで開催されたGFSI主催の食品安全会議に出席し、FSSC22000 の要求事項に関する会議で意見を述べていたほか、食品偽装に関するワーキンググループにも参加するなど、いち早く新規格に関する情報を入手し、検討を重ねていました。以来、日本の食品会社が新規格の要求事項にスムーズに対応できるよう、フードセーフティーの先進的な教育を行っているアメリカの州立大学やフードセーフティー・ナレッジセンター等のネットワークを活用し、このほどすぐに実践できるノウハウとしてリリースしました。
要求事項の解説にとどまらない、幅広いノウハウを提供FSSC22000新規格での要求事項の解説に終始するセミナーや研修とは異なり、個々の食品会社で実際に取り扱っている食材を例として、具体的な評価方法の理解と習得、管理運用までを視野に入れた幅広いノウハウを提供します。さらに研修で学んだ知識を活用し、自社で評価方法の構築プランが完成した後、ご要望に応じてプランのチェックおよびアドバイスも行います。
日本企業に最適な評価ツールを紹介し、使いこなせるよう指導新規格の要求事項の中で、最も対応が難しいと思われる新評価システムの構築に関して、さまざまな海外の評価ツールから厳選した、日本の食品会社に最適な3つのツールを紹介します。さらにそれぞれのツールの長所と短所を詳説し、会社の規模や使用原材料にあわせた各ツールの「良い所どり」を行う方法をお伝えします。また、それぞれの評価ツールを応用できる力を身につけるために、ロールプレイで技法を体感するプログラムも実施します。
自社のノウハウを活かした効率的な仕組みづくりができるゼロからの構築ではなく、これまでに自社で構築した食品安全衛生管理のしくみを利用した効率的な仕組みづくりを提案しています。例えば脆弱性の評価を購買評価の作業プロセスや原材料のハザード分析ともリンクさせることが可能です。できる限り最少の手間で最短のゴールにたどりつけることを目指しています。
対象者
  • FSSC22000を認証取得済みまたは検討中の食品安全管理責任者の方
  • FSSCバージョン5.1への移行実務担当者の方
  • 食品防御や食品偽装の対応をされている方
  • 食品関連企業の経営者、品質管理・品質保証部門の管理者、担当者
主なカリキュラム内容
1日研修(フードディフェンスの対応研修/半日+食品偽装対応研修/半日も対応可能です)
1 サービスおよび購入材料の管理【一部修正・BOS反映・GFSI整合】
・内部の試験室の精度確認をどのように実証するのか
・緊急事態の購買調達手順を社内ルールにどのように落とし込むか
・製品仕様に対するレビュープロセスとは、どのように対応するか
3 食品防御【変更なし】
・脅威の具体的な評価方法は、どのような方法を採用するべきか
・どのように管理手段を計画したらよいか
詳細は食品偽装とフードディフェンスへの対応社内研修へ>>
4 食品偽装予防【変更なし】
・脆弱性の具体的な評価方法は、どのような方法があるのか
・どのように管理手段を計画したらよいか
詳細は食品偽装とフードディフェンスへの対応社内研修へ>>
6 アレルゲンの管理【変更なし】
・アレルゲン管理方法はどこまで実施したらよいか
・ハザード分析結果と、どのように関連付けたらよいか
・アレルゲンの検証方法について、どの方法を採用したらよいか
7 環境モニタリング【変更なし】
・環境とは、どこを対象にしたらよいか
・モニタリングの頻度は、どの程度必要か
・モニタリング結果をどのように活用するのか
12 PRP検証【GFSI整合】
・検証計画をどのように変更して要求事項を適合させるか
・サイトインスペクション/PRPチェックとは、どのような方法が必要なのか
・実施頻度はどのように定めるか
13 製品開発【GFSI整合】
・製品開発の部署に何を追加すればよいのか
・現行の製品開発手順を複雑にしないためには、どのように対応したらよいか

15 マルチサイト認証の組織への要求事項【GFSI整合】
詳細はISO22000/FSSC22000内部監査員養成研修と内部監査スキルアップ研修へ>>
※15項目の研修内容のうち特長のある内容をピックアップしてご紹介しました


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