食品安全基礎用語解説

GFSI とは

GFSI とは

グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ(GFSI)について

グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ(GFSI)とはどのような組織

グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ(GFSI)は、世界中の小売業やメーカー、フードサービス業、並びに食品サプライチェーンに関わるサービス・プロバイダーから業種を超えて食品安全専門家達が集まり、協働して食の安全に取り組む組織です。

GFSIは2000年5月、食品事故が立て続けに生じる中、食品安全に取り組むことの重要性に同意した小売業やメーカーのCEO達によってその設立が決定されました。 以来、各専門家が様々なテクニカル・ワーキング・グループで、食の問題解決に取り組んでおり、最近の活動としては、飼料や搬送、包装にいたる食品サプライチェーン全体を網羅する食品安全要求事項の定義に付けに取り組んでいます。
また、中小企業向けのキャパシティー・ビルディング・プログラムとしてグローバル・マーケット・プログラムを開発しており、中小企業の食品安全への取組みの促進にも力を注いでいます。
近年、食のグローバル化が進み、食品のサプライチェーンは世界中に広がっています。
GFSIは、この複雑になった食のサプライチェーン全体の食品安全向上に、国、業界を越えて取り組んでいます。

GFSI のビジョン

GFSIは、The Consumer Goods Forumの運営の下、”safe food for consumers everywhere”(すべての消費者に安全な食品を)をビジョンに掲げて活動しています。様々なセクターから集まる国際的なステークホルダー達の見解を基に、GFSIは真のグローバル・アプローチを実現しながら、食品安全の課題に取り組んでいます。

The Consumer Goods Forumとは

The Consumer Goods Forumとは

The Consumer Goods Forumは、2009年6月に、CIES ‐ The Food Business Forum、Global Commerce Initiative(GCI)、Global CEO Forumが合併し、名称変更され誕生しました。メーカーや小売業者、サービス・プロバイダーがメンバーとなり構成よる国際的な組織で、業界の課題解決や標準化、効率化などを目指し活動を展開しています。世界70ヶ国からおよそ400社のメーカーと小売業から集まり、数多くのCEOやシニア・マネジメントがネットワークを築き、サプライチェーン、食品安全、環境問題、CSR、サステナビリティなどの課題にグローバルレベルで取り組んでいます。会員企業の総売上高は2.5兆ユーロという規模で、本部はパリにあり、アメリカと日本に支部を構えています。日本で加入している会員企業数は2012年9月現在で76社です。

GFSIの 使命

GFSIは、相次ぐ深刻な食品事故を受け2000年5月に設立して以来、以下を使命として活動しています:
”安全な食品を消費者に届ける上で、確かな信頼を築くため、食品安全マネジメントシステムの継続的改善を推進すること”

GFSI の目的

GFSIの目的は以下です:
1. 複数ある効果的な食品安全マネジメントシステムを等価し収斂していくことで、食品安全におけるリスクを軽減する。
2. 重複を低減し、業務効率を改善することで、フードシステム全体のコスト効率を向上する。
3. 一貫した効果的なグローバルフードシステムを構築するため、食品安全のための技量、力量を開発し、能力を強化する。
4. 世界中のステークホルダー達が協働し、知識を交換・共有し、ネットワークを築くためのプラットフォームを提供する。


 

GFSIの組織


GFSI日本ローカル・グループについて

設立の背景

近年の食品産業では、様々な国や地域の食材を手に入れることが出来るだけでなく、世界中での販売もますます容易となっています。急激なグローバル化が進む中で、安全面に問題のない食品を消費者に提供し続けていくためには、グローバルなモノの流れに合わせた、グローバルレベルでの食品安全基準が必要となります。
さらに、小売・メーカー・検査機関・行政などが協力し合って食品安全マネジメントシステムを継続的に改善させることで、食品安全のレベルを向上させていくことができ、効率的な管理を行うことで企業のコスト削減につながることが期待されています。GFSIは、食品安全のステークホルダー達が国を超えて協力し、知識の交流・共有、またネットワーク作りを行えるような場を提供しています。
GFSI日本ローカル・グループは、このGFSIの世界的な活動展開&普及に対して日本での関心が高まったことを受け、日本での活動をより積極的に進め、GFSIの取り組みに賛同する企業が集まり協働するために2012年1月に発足しました。

 

活動目的

GFSI日本ローカル・グループは、食品業界における非競争分野である食品安全に関する共通課題に焦点をあて、課題解決につながるアクションプランを日本の小売業、卸売業、商社(Retailer College)とメーカー(Manufacturer College)が協働して立案・実行していきます。そして、消費者に安全な食品を提供する上でさらなる信頼の確保を目指します。

 

活動内容

GFSI日本ローカル・グループの活動内容は以下です:

食品安全に関わる要件等のGFSIへの提言とアジアを中心とした活動への寄与

日本の食品安全に関する意見交換及び公開

食品安全に関する活動に取組む国内外の関連機関(行政機関・学術機関等)との交流・連携

日本の食品安全に関わる社会教育の推進

食品安全に関わる広報活動及び国際協力

 

世界食品安全会議の開催

世界食品安全会議(Global Food Safety Conference)は毎年2月に開催されている国際会議です。この会議では:

知識や食品安全ベストプラクティスの情報交換・共有ができます

GFSIの最新情報を得ることができます

食品安全上のリスクや挑戦すべきことを探り、議論し、討論することができます

世界中から集まる750人以上の食品安全エキスパート達とネットワークを築くことができます 。

地域でのイベント

2008年4月に初めて東京と上海で地域イベントが開催されました。開催の目的は、GFSIの認知度を高め、地域の小売業や実際的な成功事例の発表を通し、ベストプラクティスの導入を後押しすることでした。
それ以来、GFSIは毎年10月にJapan Food Safety Dayを開催するだけでなく、アメリカ合衆国や中国、ブラジルで等での地域イベントを開催しています。地域イベントは実際的なケーススタディをメインとしながら、ベストプラクティスの共有や食品安全業界の中の人々のネットワーク作りの機会を提供しています。

               
GFSI Japan ワークショップ

GFSIの基本を日本の皆さんによりご理解いただくため、2011年12月から四半期毎のペースでGFSIワークショップを開催しています。日本から参加しているGFSI テクニカル・ワーキング・グループのメンバーや 世界食品安全会議への参加者からの生の声をお届けし、GFSIの最新情報を分かりやすくお伝えしています。

 

 

 

 

 

 

 

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