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食品への異物混入防止について

コラム

食品への異物混入防止について

食品への異物混入防止について

 金属性異物の混入防止

製品中の金属性異物によって、消費者が口内を傷つけたり、飲み込んで食道や胃腸などを傷つけたり、苦痛を与えることになります。偶然であっても異物混入問題を起こすと、会社全体の製品の品質管理が悪いと判断されてしまいます。こうした事態をさけるために金属性異物の混入防止と検査が必要です。

金属性異物が混入する原因

金属性異物は原料段階での混入、製造に機械の緩んだネジなどの部品や剥離片などの混入、工場内の工事で発生した金属片の混入、作業員の不注意からの混入などの可能性があります。そうした原因をなくすことが大事です。

金属性異物混入の可能性と予防措置

金属性異物には過去に下表に挙げたようなものが実際に事故として起こっています。これらの混入は金属検出機で検査できますが、入らないように予防対策を講じることが第一です。


金属製異物

混入原因

予防措置

 ネジ、ボルトなど 機械、装置からの離脱 機械の定期的点検、操業中での監視。
 紙クリップ、ホッチキス、
   カッターの刃など
記録中、使用中での遺失 製造現場内ではクリップなどを使用しない。記録用具はクリップボードなどを使用。ナイフ使用後の確認。
 針金、銅線など 工事から、不用意な使用 工事後は掃除を徹底、工場内の保管場所に収納、使用記録などの管理の徹底。
 ヘアピンなど 従業員の不注意 ヘアーネット、帽子の確実な着用。できれば使用しない。
 時計、指輪、貴金属など 工場内への持ちこみ 工場内へ持ちこみ禁止の徹底。

 

金属製以外の異物混入防止

金属以外の異物にはガラス、石、プラスチック、毛、木片、紙片、糸くず、ゴム片、その他種々のものがあります。 これらの中には注意すれば容易に混入を防ぐことができるものもあります。

金属以外の異物では、原料段階での混入と製造工程での混入が考えられます。 次の表には考えられる異物をリストし、その原因となる要因と予防する方法をまとめてみました。 異物で消費者から最も多い苦情は毛髪です。これは作業中に入ることが多く、 特に製造ラインでかがみこんでする作業では起こりやすいので、従業員に第6章に書かれているように、 工場入場前のヘアー・ブラッシングとヘアーキャップと帽子の正しい着用法を教育すること、 入場前に粘着ローラーをかけるなど、除去を励行することが大事です。また、昆虫の混入についても多くの苦情例があります。 昆虫の混入は原料に入っている場合と、作業中に起こることが考えられます。

金属以外の異物混入の原因と予防措置

 


異物の種類

原因と考えられる要因

予防措置

原料からの混入


 砂
 ガラス片
 木片
 枝、葉
 昆虫
 昆虫の部分
 穀類の穀
 ビニール、ゴムなど
 プラスチック片
 毛髪
 動物毛
 小骨片

原料製造者の管理の不備

原料供給者との間での原料製品規格の確認と検査

製造工程中での混入

ガラス片

ガラス容器の破損

保管を作業場所から離す。破損した時は完全に清掃。

木屑

木製箱、パレットなどの破片、設備の一部から

木箱、木製パレットはプラスチック製に。古い物は使用しない。

記録用紙、従業員の手帳、包装紙の一部などから

記録紙などはカバーをする。作業台近くで使用しない。

プラスチック片

プラスチック容器、袋の一部から

作業台から離して保管。常に整理、清掃、破損チェック

毛髪

作業員から

工場入場前のブラッシング、ヘアーネット、帽子の正しいかぶり方の励行。頭に手をやらない。

爪片

作業員から(機械で怪我をしたりした場合)

怪我をした場合は直ちに作業を中止し、怪我の手当てと同時に、混入がないかを確認。

皮膚片

機械で怪我をした場合

糸くず

原料風袋から、作業服から

原料で粉体などはふるいにかけて使う。工場入場前の作業服の点検確認。

 

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